個別ケース紹介

残りの人生を楽しく快適に

那珂川町 N邸

 

 

那珂川町の社会福祉協議会のご担当者より、町内の方からねお持ちの不動産の活用と処分に

関してのお悩みがあるとのことで相談がありました。

 

ご相談主は、かなりご高齢ですが、とてもお元気な一人暮らしの女性。お話をお聞きすると、

「自分は高齢で、近い将来、施設に入るかもしれない。できれば可愛い孫たちに資産を残して

あげたいけれど、自分のこれからの生活資金と施設の入所費用は残しておきたい。」

「以前作った遺言を、いまの事情に合うよう書き換えたい」とのことでした。

 

早速、当団体の宅建士・司法書士・税理士などで、ご依頼主の不動産の価値と今後の生活費や

老健施設入所費用などを比較検討し、最善策を検討後、親族の方も含めた皆さまにご提案

致しました。

 

 

ご依頼主は、不動産を2つ所有していますが、そのひとつにはご親族が関係する抵当権がつい

ているため、なかなか自由に売買できません。

 

ただ、ご親族の方々もご存知なかった、不動産の価値やその売買の条件、また老後の必要経費

などの比較検討を行うことで、皆さまのご理解をいただき、老後を快適に暮らしたいという

ご希望に対して、ご家族やお孫様よりの応援と支援がいただけることになりました。

ご依頼主のご要望通り、お孫さんもご親族も納得の、いまの事情に合わせた遺言に書き換える

ことができ、満足していただきました。

 

今回、ご相談いただいた内容にはお応えできましたが、これからもずっと老後を快適に過ごし

ていただけるよう、当団体で住まいと暮らしを見守って行きたいと思います。